レゴモンスターハンター⑦「鍛冶屋の頑固者」

ダニー「旦那～やっと村に着きやしたねぇ。いやほんと、ありがとうございやす！そう言えばまだ名前聞いてなかったっす。」

男「オッサン…いや、OSSANだ。よろしく！ 」

ダニー「旦那はあんな所で何をしてたんすか？」

OSSAN 「鉱石の採掘さ。あそこはいいぞ、マカライトに大地の結晶や鎧石がたくさん採れる。まぁ手強い。モンスターさえいなければな！ハハハ…」

ダニー「で、今から何処へ行くんすか？」

OSSAN 「鍛冶屋へ鉱石の納品さ。新しく鎧を造って貰うんだよ♪」

ダニー「オイラも付いて行っていいっすか？あ、ダメっすね。(汗)」

OSSAN 「だめっす！(笑)。鍛冶屋のエバンは頑固者でお喋りな男が嫌いだ。」

ダニー「オイラ無口っすヨ～！ダメっすか？」

OSSAN 「怒鳴られても知らんぞ！ハハハ…。」

ダニーはOSSAN に付いて鍛冶屋へ向かった。

「トン！カン！トン！カン！トン！カン！」小気味よいハンマーの音が響く。
ここはエバンの工房だ。

エバン「OSSAN 、素材は集まったか？胴体と脚は、もう出来たぞ！」

ダニー「わ～凄いっす！鍛冶屋は見たの初めてっす。感動っす！」

エバン「なんだ！そのウルサイのは。」

OSSAN 「密林で拾ったんだ…！置いて行こうか？」

エバン「おまえ、OSSAN に出会って良かったな！じゃなきゃ今頃、レウスのエサだな。ガハハハハハ！」

ダニー「ヒドイっす…。」

OSSAN 「見てくれエバン！いいマカライトだろう？」

エバン「おお、見事なマカライトじゃ！これさえ有れば、兜もすぐに出来るぞ。」

「そおりゃっ！トン！カン！トン！カン！トン！カン！トン！カン！」エバンの渾身を込めたハンマーが木霊する。

ダニー「オヤジさん格好いいっす！」



多分続くね。