たった一つの命を捨てて

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たった一つの命を捨てて生まれ変わった不死身の体…鉄の悪魔を叩いて砕く!CASSHERNがやらねば誰がやる!!


期待して読んでいる方には申し訳ないけれど…はじめに言っておくが原作とは全く違うぞ(°□°;)



長年のヨーロッパ連合との戦争により荒廃した大亜細亜共和国。

化学兵器・細菌兵器等により人も国土も蝕まれていた。

そんな中で全人類を救うかもしれない画期的な研究が発表される。

その名は新造細胞。それはある少数民族の体にのみ存在する。

「この細胞によって体のあらゆる臓器を人間の手で造る事が出来るのだよ。」東博士は長年に渡って研究して来たクローン技術だ。
しかし資金がない。そこで 大亜細亜共和国のトップが集まる前でプレゼン~!!

プレゼンの参加者には病人もおり満場一致で国を挙げて本格的に研究が始まる。

そして東博士の妻『みどり』も病により明日をも知れない命。

研究は急ピッチで進められた。
焦る博士…研究は行き詰まってしまう。


家庭をかえりみず研究に没頭する博士に息子の鉄也は反抗し出兵する。



…が急展開。


ある日落雷が研究所の細胞培養プールに落ちる。

培養プールの新造細胞が急速に活動を始める。

培養プールからはたくさんの「灰色のヒト」が再生され次々に現れる。

バイオハザード!!


この中には後のブライキングボスもいた。

あれ?作業用アンドロイドじゃあないよ。

緊急事態に研究所へ軍の兵士がなだれ込み『灰色のヒト』を射殺していく!


そんな中息子の鉄也は戦地で戦死し家族に別れを告げる為に遺体は研究所へ。


嘆き悲しんだ博士は鉄也の遺体を培養プールにズブズブ…。ええっ!!


「新造人間CASSHERN」の誕生だ!あれ…こんな話だっけ?

再生された肉体は筋肉が異常発達するらしく…その筋肉はいずれ内圧により破裂崩壊する。


そこで鉄也の恋人『上月ルナ』の父親の上月博士は以前から開発していた戦闘用の防護服を着せる事を提案する。

この防護服はあらゆる攻撃・外部からの高圧力から身を守る事が出来る。

強靭な肉体と白い防護服に身を包んだ鉄也今度こそ『CASSHERN』の誕生さ。


一方軍の攻撃から逃げ延びたブライキングボスは人類に復讐を誓う…。



原作とは違う展開にビックリだよ!


本編とメイキングと未公開映像の三枚組のアルティメイトエディション。思うところがあり買ってみました。


監督はアーティスト宇多田ヒカルさんの元夫です。

紀里谷和明監督 『CASSHERN』 2004年制作 日本映画