ヒーローとは…

レゴのミニフィグでちょっとお話し



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修斗「嘘でしょ~Σ(´□`;)」
やはり、吾郎は死んでいるようだ。


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グオー!

勝ち誇ったようにロボット兵士は吠える。
修斗は、手にした銃をロボット兵士に向けた。


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バシュー!

銃口から発射された青い光弾は、ロボット兵士の頭部に命中した。


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修斗の攻撃によって、ロボット兵士は転倒した。

ロボット兵士の砕けた装甲がコインに変わった。


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修斗は走り寄って、コインを拾い銃の空いたスロットにセットした。


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そして、ついにコインは揃った。


ウィーン♪


銃からは、起動音が聞こえる。

赤い銃は、「welcome master ヒーローシステムを転送します、引き金を引いてください」と声がした。


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修斗「よし、強化スーツを装着するぞ!」
引き金を引くと、瞬く間に修斗を赤い装甲が包んだ。


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修斗「お前だけは、お前だけは許さない!」


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修斗の装着するパワードスーツの目が、通常とは違うグリーンに光った。

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パワードスーツの声「フルバースト!」
いわゆる『最大能力覚醒』である。


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修斗は、ロボット兵士に飛び乗り、力の限り殴りまくった。

修斗「許さない!バラバラにしてやるι(`ロ´)ノ」

ロボット兵士は、抵抗して振り払おうとするものの、修斗の猛攻撃になすすでもない。

修斗の攻撃によって、ロボット兵士の頭部がはね上がって開いた。


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中には、アクーダのロボットがこちらを睨みながら座っていた。


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そして、ロボット兵士の頭部が吹き飛んだ。
アクーダロボットは、ロボット兵士のコックピットを飛び出して逃げていった。


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しかし、修斗は依然として、操縦士の居ないロボット兵士を殴り続けていた。
装甲は吹き飛び、既にロボット兵士の原型は留めていない。
ついには、ロボット兵士が全く動かなくなった。

修斗は、ついに勝利した。

しかし、修斗の心には空しさしか残らない。

修斗「ボクの大好きなヒーローって、こんなに辛くて悲しいものなのかな…」

ロボット兵士の残骸の前に、立ち尽くす修斗

その時だった…
突如としてロボ子が現れた。


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いきなり現れたロボ子に、修斗は驚く。

ロボ子「修斗サン、訓練ガ終リマシタ」

意外な言葉に目を丸くする修斗

修斗「えっ?」

ロボ子「オツカレサマ、次回ハ更ニ良イタイムヲ出シテクダサイネ!」

修斗「仲間が死んだのに、タイムを出すって、どういうつもりなんだ?」

吾郎の亡骸を見もせずに、ロボ子は言った。

ロボ子「サア、研究室ニ帰リマショウ。説明ハ、ソノアトニ…」

そう言うと、ロボ子の頭が光り二人は研究室に転送された…




まだまだ続くかな