魔人ガバット第4話「銃弾と鎧」
魔物たちは、ヘルズゲートに向かうドクロ元帥に、エールを送った。
ドクロ元帥「それでは、参る!☆>_<)(ゴチン)痛てて…」
長身が災いして、ヘルズゲートの魔界側で頭をぶつけた。
魔物一同「大丈夫だよね?(汗)」
ドクロ元帥は、ヘルズゲートから始まる魔界道に吸い込まれていった。
ドクロ元帥「魔銃を持った人間は…☆>_<)(ゴチン)痛ててて…」
ヘルズゲートの人間界側で、頭をぶつけた。
ドクロ元帥「全くけしからん!( ̄^ ̄)今度ゲート設計したヤツを百叩きの刑にしてやる」
そして、目の前に背中を向けて立つ、羽馬を見つけた。
ドクロ元帥「拙者はドクロ元帥と申す。デスカルの魔銃を持つ人間よ、大人しく魔銃をこっちに渡すのだ!」
羽馬は、ドクロ元帥の方を振り返り、魔銃を構えた。
羽馬「イヤだね!化け物に渡す義理は無い!」
魔銃には、何か秘密があると羽馬は、化け物の要求を断った。
ドクロ元帥「では、力ずくで…」
化け物のセリフを待たずに、羽馬の魔銃は火を吹いた!
ズキュン!弾はドクロ元帥に命中した。
ドクロ元帥「不意討ちとは、卑怯なり!ビンテージの鎧が……。帰って修復せねば(;´д`)」自慢のコレクションである甲冑が、銃弾で傷つけられた。
羽馬を目の前にして、反撃もせずヘルズゲートに戻って行った。
羽馬「何しに来たんだ?」
キョトンとする羽馬だった。
手にした魔銃を見つめ、羽馬は呟く。
羽馬「デスカルか……」
手にした魔銃で、異界の化け物を2匹撃退したことで、羽馬は何かを決意したようだ。
ヘルズゲート魔界側
ドクロ元帥「(ゴチン!)アイテテ…☆>_<)デスカルの魔銃が…」
またもやヘルズゲートで頭をぶつけた。
ゴロン、ゴロゴロ……何度も繰り返し、ヘルズゲートで頭をぶつけたので、頭蓋骨が胴体から外れてしまった。これは、偶発の出来事だったのだが、出迎える魔物たちはビビってしまった。
魔物一同「だ、大丈夫かドクロ元帥?」
デスカルの魔銃は、人間界で魔物たちの脅威となった。
人間が、デスカルの魔銃の力を借りて、変身した姿を「デスカル」と呼ぶ!
魔人ガバット「デスカル誕生編」終わり。
続く